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- IFRSと退職金など: 最尤日記 (via junmyk)
IFRSと退職金など
>日本企業から「名ばかり」有給消える?国際会計基準の導入で (3/4ページ)より
大企業が抱える確定給付企業年金の引き当て不足問題も、IFRSの導入によって噴出する恐れがある。退職給付債務は複数年にわたって償却しているケースが多いが、一括して貸借対照表上に負債として計上するよう求められる。
前々から退職金という制度は先払いして解消するべきだと思っていたので一歩前進だと思う。これくらいでなくなりはしないだろうけど。それでも意外な方からの援軍。
あれが問題だと思った理由は、あれは結局世代間所得移転の仕組みであり公平とは言えないから。そしてかりに世代間不公平が解決されたとすると、今度 はそれは40年とかの超長期にわたって会社に貯金する事を強制するものになるけど、会社は貯金箱としては危なすぎる。40年後に経営状態が悪くなっていな いと今から言い切れる会社がどれだけあるのか。
ドラッカーの言うとおり退職金は本来すでに従業員の物である給料の後払いにすぎないし、その上それを従業員を縛る金の鎖として使っている。自由主義 経済で人を縛ろうとする人が居るのは有る程度仕方がないのかも知れないけど、少なくとも政府が税制の優遇などをしてまで維持するべき制度ではない。
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