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- 大前研一 ニュースの視点 [まぐまぐ!] (via ittm) (via ipodstyle) (via gkojax)
2009-11-06 (via gkojay) (via petapeta) (via ak47) (via patanori) (via kyohei28) (via biikame) (via puruhime) (via chaosszap) (via hisame) (via songi)
ボーナスというのは、毎月支払うのではなく「半年遅れてまとめて
支払う」という、要するに「遅配」の方法です。私自身は、日立製
作所を退職後はずっと「年棒制」でしたから、全くボーナスという
概念がありませんでした。それもその筈で、ボーナスという仕組み
は昔の日本企業特有のものだったからです。
かつての日本企業は資金が慢性的に不足していて、ワーキング
キャピタルだけで精一杯という状況でした。そこで、次の3つの
ことを実施したのです。
1)給与を低く設定し、代わりに「退職金」でまとめて支払う
2)給与を低く設定し、業績連動で「ボーナス」として6ヶ月
まとめて支払う
3)銀行預金の金利よりも高い金利を設定した「社内預金制度」を
整備し、給与の約10%を預金してもらう
銀行に頼ることなく、従業員に負ってもらうことで企業のワーキング
キャピタルを確保するために作られているのが、現状の制度なのです。
ボーナスは業績連動という条件が一般的でしたが、「右肩上がり」で
高くなっていく年月が続き、いつの間にか「毎年高くなるのが当たり前」
という感覚になっていたと思います。
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