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"世界観の違いの話について・・・ 知り合いのレストラン店主夫婦が 会津で起業するにあたって 子供を生むのをあきらめた話を友人にした。 「子供に手をかけられなくなるんでかわいそうだからそうしたのかな?」 「..."

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“世界観の違いの話について・・・


知り合いのレストラン店主夫婦が

会津で起業するにあたって

子供を生むのをあきらめた話を友人にした。

「子供に手をかけられなくなるんでかわいそうだからそうしたのかな?」

「すごくかわいそう」

・・・・・

そうではなく、30代も半ばになっていた夫婦が会津に戻ってきてレストランを始めると決意したときに

レストラン経営に集中すると決断したからに他ならない。

それは起業に当たっての覚悟だったのだ。

それに・・・・・

「かわいそう」も何も、まだ生まれてもいない子供に「かわいそう」という発想に

私は違和感を持った。


でも、はたと思いついた。

友人は、子供の頃から「幸福とは何か」と教えられたとおりのことを考えているのだと。。。。

たとえば、子供がいて、家があって、家族を養うのに十分な収入の夫がいて・・・

それがいわゆる「幸福」だと・・・。

その枠から外れるカタチは「幸福」ではなく「不幸」だと・・・。

私たちは、親たちやコミュニティや自分の周りの付き合いの中から

いわゆる「幸福」とは「こういうモノ」と言うことを刷り込まれている。

しかし、それはその個人独自の幸福ではない。


何に幸福を感じるか?・・・と言うことは重要なことだと思うので

私はこれをスルーできなかった。

その「幸福」と言われていることは

果たして、本当にあなたの真に望んだ幸福なのだろうか?



子供がいなくても、本当にやりたいことを実現する幸福だってあるだろう。

それは、決して、「いわゆる幸福」を犠牲にして手に入れたわけではないと思う。

単なる選択だ。

子供がいて、普通の家庭を持って、もちろんそれもいい。

しかし、違う幸福を追う人を不幸な人扱いしてはいけない。

彼らは、誰も知らない幸福を知っているのだから。”

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